• あめのもり内科とSDGs

    ~小さな取り組みで世界を変える~ 地域医療への貢献と、 持続可能な環境づくりを目指して

    sustainable development goals
SDGs達成に向けてコミット

SDGs達成に向けてコミット

SDGs達成に向けてコミット

SDGsとは?

SDGs(Sustainable Development Goals)とは
“持続可能な開発目標”という意味で、世界中の様々な問題を
全員で協力して解決していくための目標です。
2015年の国連サミットで採択され、2030年を期限に世界中の
誰もが幸せに暮らせる世界の実現を目指ざすものです。
SDGsは17のゴールと169のターゲットで構成されていて、
教育や医療、
貧困、ジェンダーレス、地域のパートナーシップなどでの
目標達成が掲げられています。
豊中市・千里中央のあめのもり内科でもこれにコミットし、
達成へ向けて小さな一歩をコツコツと積み上げていきます。

SDGs達成に向けてコミット
SDGsへのあめのもり内科の取り組み

SDGsへのあめのもり内科の
取り組み

地域にお住まいの方々の様々な健康のお悩みにお応えしている
“ジェネラリスト(総合診療医)”であるあめのもり内科。
地域に根ざしたクリニックとしてSDGsに対してどのような取り組みを行っているおのか?そして、SDGsを通じて地域社会にどの
ように貢献していきたいと思っているのか?
あめのもり内科の雨森明院長に色々と
お話をおうかがいしました。

Interview01

過去ではなく、未来でもなく、“幸せな現在”を作ること
それは世代を超えて様々な方の安心・希望に繋がる

すべての人に健康と福祉を
働きがいも経済成長も
住み続けられるまちづくり

“小さな取り組みで世界を変える”そんなSDGsのためにどんな取り組みを?

クリニックとしてまずできるのは、地域医療への貢献ではないでしょうか。
現在、介護施設に出向いて診療を行っているのですが、
そうした現場では“医師が指示を出し、他のスタッフがそれに従う”と
いうパターンに陥りがちです。
こうなると医師が独りよがりになり、施設で働く看護師や介護士が医師の機嫌をうかがいながらケア・介護を行うという形になりがちで、
本来、介護を受けられる方が中心であるべきなのに、ないがしろにされてしまう場合があります。

こうした状況を改善するべく、私が診療している介護施設では、新しい試みとして医師・看護師・薬剤師が同時に入居者の間を回って、施設のスタッフの意見をよく聞きながら入居者の“現在”をより良いものにしようと取り組んでいます。

“現在をより良くする”とは具体的には?

シンプルに言うと、“入居者が毎日、機嫌良く暮らせるようにする”と
いうことです。
過去ではなく、未来でもなく、“幸せな現在”を作ることは、
ご本人の幸せな毎日のためにも大事なことであるのはもちろんのこと、
入居者のご家族にとっても大切なことで、「この施設は、入居者を大事に
してくれている」と感じられれば、安心してケア・介護を任せられるは
ずです。

さらに言えば、こうした取り組みは若い世代への“希望”にも繋がると
思っています。
介護施設で暮らすご高齢の方が大事にされないような社会は、
若い世代に不安をもたらすもので、若い人たちに将来へ希望を
持ってもらうためにも、高齢者を大事にすることは重要だと考えています。

世代を超えて様々な方々の安心・希望に繋がるということですね?

もっと言うと、こうした試みは介護施設で働く看護師や介護士などの
スタッフのためにもなります。
医師がトップダウンで方針を決めて、それにまわりのスタッフを
従わせるのではなく、話し合いの中でみんなの意思を統一し、
それぞれの分野の中で平等に話し合って決めることは、
そこで働く方々のモチベーション向上に繋がります。
そういう意味では、この取り組みは入居者のためであり、
そこで働くスタッフのためでもあると言えます。

そうして意思統一がはかれると医師側も安心なのでは?

そうですね。
医師と看護師、介護士が同じ方向を向き、医師である私の考えとずれの
ない範囲で各々の仕事をしっかりしてくれていると、お互いに安心だと
思います。
そうしてみんなで方向性を共有し、役割分担をして、それぞれの分野を
尊重して働くことは、入居者やそのご家族、施設で働くスタッフ、そして長期的視野に立つと若い世代への“安心”にも繋がるものだと思っています。

Interview02

地域の医療機関と信頼のもと連携
患者様への“情報発信”のため日々、勉強

住み続けられるまちづくり
パートナーシップで目標を達成しよう

地域の医療機関との連携は?

積極的に行っています。
当院は複数のクリニックが立ち並ぶ一角にあり、それらの先生方とも良好な関係を築いてしっかり連携しています。
これは私のポリシーなのですが、他の先生に患者様を紹介したり、処方箋をお渡ししたりする際、受け取る側に信頼してもらえるものを作成するようにしています。

同じ医師だと、紹介状や処方箋の内容だけで、相手がどんな治療をしているのかだいだいわかります。
しっかり治療を行っている風に見えても、処方箋を診たら「この先生の
知識は古い」ということがわかってしまいますので、
そういうことがないように、「いいタイミングで繋いでくれたのだな」
「今までちゃんと診ていたのだな」ということが伝わる、そんな紹介状・
処方箋の作成に努めています。
そうしたことを続けてきた結果、他科の先生方からも信頼が得られていると感じています。

地域の健康のために取り組んでいることは?

近隣の学校の校医を務めていますし、それ以外にもブログを活用して様々な病気について情報発信したり、診察時に患者様から何を聞かれてもきちんとお答えできるように日々、勉強していたりします。

患者様と接する時、いつも“情報提供する”ことと“嘘はつかない”ことを
大切にしています。
こうしたことをきちんと行うには、私自身の勉強が欠かせず、患者様の問いに誠実にお答えできるように心がけています。

当院の待合に私が参加したマラソンなどの記録や写真を張り出しているのですが、これはそうすることで自分自身を追い詰めるためです(笑)。
そうして大々的に張り出していたら、走ることが嫌になってもなかなかやめられないですからね。
そして、それをご覧になられた患者様に「運動が嫌いな私でも、
こうして工夫して走り続けていますよ」「運動を続けるにも、色々な方法があるのですよ」と伝えることができます。
ブログもそうですが、こうした待合での展示物など、様々な形で患者様に
“情報発信”しているつもりです。

Interview03

スタッフにとって働きやすい職場
患者様にとって通いやすい環境

ジェンダー平等を実現しよう
働きがいも経済成長も
住み続けられるまちづくり

院内の取り組みとして注力していることは?

当院には良い意味で“縛り”や“ルール”がなく、意識しなくても自然と
スタッフにとって働きやすい環境になっていると思います。
自立しているスタッフばかりで、私が何も言わなくてもシフトを
調整したり、患者様にとって通いやすい環境づくりに
努めてくれたりしています。

思うのですが、このように“阿吽の呼吸”ができている場所には、
ルールはいらないのです。
ルールは意思疎通ができない時、考えをまとめるために必要なもので、
スタッフそれぞれが自分の役割を見つけて、働いてくれている当院には
必要ないのです。

“通いやすい環境づくり”を詳しく教えていただけますか?

まず院内はバリアフリー設計なので、足腰が不自由な方・車椅子の
方でも安心してお越しいただけます。
あと基本的なことですが、院内はいつも清潔できれいです。
これもスタッフのたまものですね(笑)。

それと、院内に飾っている絵を定期的に交換して、患者様に楽しんで通院していただける雰囲気づくりをしていて、患者様からも「通っていて楽しい」と言ってもらえています。
院内に飾る絵のために美術館へ行き、そこで購入した本を並べたりして、
ちょっとした“特別感”“非日常感”を演出しています。

また外の庭を季節の花で飾っていて、地域に根ざしたクリニックとして
“街の景観づくり”にも参加しているつもりです。
当院の良い意味で“クリニックらしくない外観”も、きっと街の風景を彩る
要素となれているのではないでしょうか。

Interview04

“ジェネラリスト”として
幅広い方々に医療を

すべての人に健康と福祉を

最後に、日々の診療で大切にしていることは?

病気だけを診るのではなく、その方のご家族も含めた“患者様の環境”その ものを診て、改善することです。
特にこれは生活習慣病の治療で大事になります。

医師として私が目指すのは、特定の分野に特化した“スペシャリスト”で
はなく、総合的な診療が行える“ジェネラリスト(総合診療医)”です。
その理念の表れとして、往診も行っていますし、海外での診療経験もあるので、外国人の方にも対応可能です。
なので、あえて特定の分野を掲げるのではなく、幅広い方々に医療をお届けしたいと思っています。

医院紹介

インタビュー

医院紹介Doctor’s Office

  • 顧客名あめのもり内科
  • 所在地〒560-0083 
    大阪府豊中市新千里西町3-3-2
  • TEL06-6872-0221
診療時間

休診日:土の午後・日曜・祝日・祭日
木の午後は往診、検査等

06-6872-0221